仮面ライダー大辞典【フィギュア・グッズ】

仮面ライダーのフィギュア・グッズ紹介

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仮面ライダー1号・2号【登場人物設定】

仮面ライダー1号・2号
悪の秘密結社ショッカーによって改造された戦闘用改造人間。脳改造をまぬがれてショッカーのアジトから脱出し、ショッカーから人類を守る戦士となる。本郷の変身する仮面ライダーは仮面ライダー1号、一文字の変身する仮面ライダーは仮面ライダー2号と呼ばれている(ライダー自身はお互いを「本郷」「一文字」と本名で呼び合っていた)。 前者は身軽さと多彩な必殺技を持ち、後者は高い格闘能力と破壊力を備えることから、雑誌展開等で「技の1号・力の2号」と評された。タイフーンと呼ばれるベルトの風車から取り入れた風力エネルギーで体内の小型原子炉を起動させ動力源としている。



本郷猛 / 仮面ライダー1号
1 - 13話、40 - 41話、49話、51 - 52話、映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。1948年8月15日生まれ。世田谷区出身。城南大学(1話のみ城北大学と呼称)の生化学研究室所属の科学者で、オートレーサーでもある。IQ600、スポーツ万能の超人的な才能をショッカーに見込まれて改造人間にされたが、脳改造寸前に脱出しショッカーと戦うことを決意した正義漢である。本来は陽気な熱血漢であるが、自分が通常の人間ではないということに強い苦悩を抱いており、そのために仲間達と一歩距離を置いている印象がある。ベルトの風車(タイフーン)に風圧を受けることによって、仮面ライダーの姿に変身する。主な能力は、垂直跳び:15.3メートル、幅跳び:48.7メートルのジャンプ力(改造直後のスペック)と、そこから繰り出す強力なキック力である。この能力は、その後の訓練によって向上していった。この時期のスタイルは、後にデザインが大幅に変更された「新1号」と区別して「旧1号」と呼ばれることもある。第13話を最後に海外へわたり、主にヨーロッパ支部のショッカーと戦うことになる。第40話で一時帰国した後、何度か帰国して一文字隼人と共闘した。この時期、1号用として新調されたスーツは、マスクの複眼がクリアレッドから真紅に変わり、色も微妙に変化したため、ファンからは2号と初共闘した場所にちなんで「桜島1号」と呼ばれることもある。しかし、細部のカラーリングは初期からも話数によって微妙に変化しており(これは改良や補修を現場で行っていたという制作上の事情)、この時点の設定では初期と同一の「旧1号」とされている。媒体によっては、この桜島1号を新1号と旧1号の間の途中形態との解釈をしているケースもある。



一文字隼人 / 仮面ライダー2号
14 - 52話、映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。1949年10月10日生まれ、イギリス・ロンドン出身。外交官の子としてロンドンで育ったフリーカメラマン。6ヶ国語に通じ、柔道6段空手5段の腕前を持つ格闘技の達人でもある。設定では、カメラマンとしてレースを取材したのが縁で、改造前から本郷とは面識があったとされている。その能力と素性をショッカーに見込まれ、第二の仮面ライダーとして改造されるが、脳改造前に仮面ライダー・本郷に救出されショッカーとの戦いを決意する。本郷と比べると陽気でユーモラスな性格で、仲間に対しても心を開いているように見えるが、改造人間としての苦悩やショッカーへの怒りは強い意志で内に秘めている。エネルギー源が風であることは1号ライダーと同じだが、一定の変身ポーズと「変身!」の掛け声によってベルトの風車に装備されたシャッターを開き、より能動的に変身できる。姿形は1号と同型ではあるが、頭部中央や腕と脚に一本の白いラインが入り、ベルトが赤になるなど全体的に鮮やかな配色になっている。基本的な戦闘能力は1号と同等だが、ベルトには風力を備蓄する機能(風のない所で変身するための風を貯めておく)と1号より直径の大きなダイナモ(人間の姿でのジャンプ1回分で得られる風力で変身に必要なだけのエネルギーを生み出せる)が装備され、全身の筋肉量も1号より多くなっている。オートバイの腕前は元々レーサーだった本郷には及ばなかったが、立花レーシングクラブで鍛えられショッカーのオートバイ部隊とも渡り合えるほどに向上しており、レースに出場すれば間違いなく優勝できたと立花に評価されている。(『仮面ライダーX』第9話)第52話を最後に、日本の守りを本郷と交代し南米へと旅立っていった。



本郷猛 / 仮面ライダー新1号
53 - 98話、映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。姿形は2号をベースとしているが、マスクの配色が明るくなり、手袋とブーツは銀色に変更された。腕と脚のラインは2本になっている。また、一文字とは異なる変身ポーズと「ライダー変身!」の掛け声による能動的な変身が可能になっている(ただし、新1号になる以前の映画『仮面ライダー対ショッカー』では既に変身ポーズを使って変身している)。能力は腕および足の破壊力が旧1号時の4倍、ジャンプ力が25メートル(資料によっては35メートル)に向上し、必殺技のバリエーションが増えた。100メートル走は1.5秒と、2号はおろか仮面ライダーV3と比べても0.1秒ながら上である。また、相手を回転させて投げ飛ばす「ライダーきりもみシュート」など、キック技以外の必殺技も増えている。こうした技の多彩さゆえに、「技の1号」の異名を持つようになる(設定では48の必殺技をもつとされる)。ヨーロッパでの戦いの中で精神的にも成長を遂げ、戦士としての苦悩を心の奥に封印して、仲間たちにも心を開きながら戦うようになった。
カラーリングの変更については劇中特に説明はない。後年「ショッカーにわざと捕獲され、死神博士の手で再改造手術を受けた」との設定が、出版サイド主導で作られ、石森プロや東映サイドもこれを了承した。しかし、その設定が定着したとは言えず、「特訓によるパワーアップ」「自分自身による改造」などメディアによって様々な説が語られている。新1号編OPでは後期衣装の本郷がショッカーの改造手術台に拘束されるカットが入っているが、それについても明確な設定は存在していない。



一文字隼人 / 仮面ライダー新2号
72、73、93、94、98話に登場。姿形は新1号同様明るい配色になり、手袋とブーツは赤くなった。この変化の理由も、1号同様特に語られてはいない。能力は腕および足の破壊力が旧2号時の3倍、ジャンプ力も35メートル(資料によっては25メートル)まで強化されている。100メートル走は2秒。1号に対してパワーで押していく印象が目立ち「力の2号」の異名を持つ。
その一方で、1号の技であった「ライダーきりもみシュート」を会得するなど、必要十分な数の技は持っている。2号ライダーの技はいずれも圧倒的な破壊力を持っているが、旧2号時代から一貫して「ライダーキック」が彼の絶対的な技であり続けているため、「ライダーキック」以外の技の使用回数は少ない。より芝居気が目立つようになり、日本に現れる時はいつも唐突にタイミング良く登場している。このあたりも事前に何らかの連絡を入れて帰国する本郷とは対照的である。
なお、ヘルメットの色は新1号と同じだったが、その後は作品によって旧2号と同カラーのヘルメットに戻る事もあり、一定していない(近年の漫画『仮面ライダーSPIRITS』ではヘルメットは旧2号のカラーになっている)。
最終回においてゲルショッカーに勝利した1号2号は、次作『仮面ライダーV3』においてV3を誕生させ、体内の原子爆弾で東京壊滅を目論んだデストロン怪人カメバズーカを太平洋上に運んで爆発に巻き込まれるという形で退場した。しかし彼らの生還を待ち望む声は多く、『V3』第21話で海外での生存が確認された。映画『仮面ライダーV3対デストロン怪人』で再登場後は『仮面ライダーBLACK RX』までのシリーズ作品にたびたびゲスト出演した(ただし演技者の事情により、シリーズが進むにつれて変身後の仮面ライダーのみの出演が多くなっている)。


専用マシン・必殺技
仮面ライダーの特徴として(また後のシリーズにも受け継がれた重要な要素として)「ライダー」の名の通り極めて高性能な専用のオートバイを使用することが挙げられる。


サイクロン号
ベースモデル:スズキT20
最高時速:400km/h
ジャンプ力:30メートル
仮面ライダー1号が最初に使用した超高性能バイク。動力源は原子力エンジン。ハンドルのスイッチを入れることにより、本郷猛の常用バイクが変形。ライダーベルトから遠隔操作を行うことも可能である。この車両はアクションに不向きであるため、劇中でもジャンプやオフロード走行のシーンでは、変形前の常用オートバイスタイルに戻っているシーンが多々見られた。そのため2号編では出番が少なくなったが、改造サイクロンと併用でほぼ1年近く使用され、桜島ロケにおいては1号が再び搭乗した。カウルには“オートバイに重なったR”のエンブレムが記され、仮面ライダーのマークとしての印象が強いが、実際は「立花レーシング」のもので第1話で仮面ライダーに改造される前の本郷も使用している。


改造サイクロン号
仮面ライダー2号のバイク。本郷が欧州へ旅立つにあたり、日本を守る一文字に託したマシン。セミカウルのオフロード車で、旧サイクロンよりも小回りが利き、機動性が高い。ジャンプ力は40メートルにアップし、垂直の壁面を登る能力と救助用ロープの射出能力が追加されている。劇中では旧サイクロンと別車両であるという明確な描写はなく、2種類の車両で同一のマシンを表現しているという感覚であったが、形状が明らかに異なるため後年の書籍類でオフロードタイプを“改造サイクロン”と記述するようになった。書籍によっては同一の車両が変形しているという解釈もある。2号はもちろん、1号自身も日本への帰国後はこの改造サイクロンを愛用。新サイクロン登場まで活躍する。


新サイクロン号
ベースモデル:スズキハスラーTS-250III
最高時速:500km
ジャンプ力:50メートル
物語後期に登場した新型バイク。本郷猛が常用するセミカウルのオートバイが、仮面ライダーへの変身に合わせて変形する。かつてのサイクロンをあらゆる面で凌駕するニューマシン。本郷猛、滝和也、立花藤兵衛による設計・開発。カウルの両側にウィングを展開させることでグライディング飛行が可能である。初登場は第68話だが、第74話からリペイントされ、よりスタイリッシュになった。
撮影用車両は1台のみの製作だったが、ショッカーライダー用に2台目が製作され、そのまま2号用に流用された。この2台の車両も、『仮面ライダーストロンガー』39話の撮影まで使われており、今でも新1号と新2号といえば、この新サイクロンをイメージするファンは多い。『仮面ライダー (スカイライダー)』時には、CM撮影用に歴代ライダーマシンが新調され、1号は改造サイクロン、2号は新サイクロンを愛車とした。しかし、ベース車が125ccとスケールダウンし、造形もオリジナルとの差が出てしまった。特に、シンプルなデザインであるサイクロンは、オリジナルとの差が目立つ結果となり強い違和感を残している。
また、物語の進展とともに、「ライダーキック」という跳び蹴りが必殺技として確立する。ライダーキックは上空へジャンプ、宙返りを経た後に怪人めがけて蹴りこむ技として表現されている。しかし、ライダーごっこの最中にライダーキックの真似をして怪我をする子供が現れたことが問題となり、ライダーキックを真似る子供に本郷猛が注意を呼びかけるシーンや、ライダーが猛特訓によって必殺技を会得した旨、特訓シーンを見せつつ立花が子供達に諭すシーンも劇中挿入された。このほかにもライダーは多数の格闘術(ライダーキックのバリエーションはもちろん、ライダー返しやライダーきりもみシュートのような投げ技も多い)を決め技として用い、「ライダーダブルキック」に代表される1号・2号の合同技も時に繰り出された。後のシリーズにおいてもライダー達はライダーキックとほぼ同様のキック技を始めとした、多数の必殺技を用いるようになっている(特に大野剣友会が殺陣を担当したシリーズにおいて、その傾向は顕著である)。

スポ根ドラマとして一世を風靡した「柔道一直線」はちょうど第1作の前に製作されており、柔道一直線の技が、仮面ライダーの必殺技のベースになっている。必殺技の撮影では、柔道一直線で多用されたトランポリンを使いジャンプや回転するシーンを撮影し、これを編集でつないでいく手法がとられている。


協力者
立花藤兵衛
全話に登場。本郷猛のオートレーサーとしての師。本郷の秘密をもっとも早く知った人物で、仮面ライダーの協力者として物心両面から支援する一方、トレーナーとして戦闘訓練にも立ち会い仮面ライダーの実力を引き出した。当初は喫茶アミーゴを経営していたが、本郷が日本を離れるのと同時期にバイク用品店「立花オートコーナー」を開業し、立花レーシングクラブを立ち上げた。一文字隼人や滝和也、レーシングクラブの女性メンバーたちに対しても父親のように接し、ショッカーとの戦いやレース活動のリーダーとして若者たちを指導した。やがて、少年仮面ライダー隊を組織するとその会長に就任し、仮面ライダーへの支援にいっそうの力を入れるようになる。その指導力はショッカーからも一目置かれており、死神博士がライダーとの最終決戦にあたって自身のトレーナーとするため組織に招請するほどの実力を示していた。自身もショッカーの戦闘員と渡り合える程度の実力があり、66話においてはハリネズラスと毒トカゲ男に「こらっ!出て行け!」と啖呵を切るシーンも存在した。
ゲルショッカーが壊滅した後も、歴代の仮面ライダーの後見人となり、仮面ライダーストロンガーまでの7人ライダーがデルザー軍団を全滅させるまで、その戦いを支援し続けた。同一の世界観を共有する作品ではないものの、パロディ作品の仮面ノリダーにも登場し木梨猛を後見している。
当初、本郷や一文字からは「立花さん」と呼ばれていたが、31話より「親父さん」と呼ばれるようになり、レーシングクラブ員や少年ライダー隊のスタッフからは「会長」と呼ばれていた。ファンの間では「おやっさん」と呼ばれているが、これは劇中で使用された通称ではなく、本郷猛を演じた藤岡弘の癖のあるイントネーションで「親父さん」がそう聞こえることから、後年ファンの間で愛称として定着したもの。


緑川弘博士
1話のみの登場。本郷の恩師で生化学の権威。ショッカーに拉致されて改造人間の研究にたずさわっていたが、組織の目的を知って反逆を決意する。そのために、仮面ライダーの改造にあたって本郷を推薦し脳改造寸前の彼を救出した。気の弱い面が見られ、本郷を被験体に推薦したことに負い目を持ち、ショッカーへの反逆についても恐怖心から迷い続けていた。脱出行の途中で蜘蛛男に暗殺されてしまう。劇中でははっきりと描かれていないが、設定上は仮面ライダーを開発した中心人物である。

緑川ルリ子
1 - 13話に登場。緑川博士の娘で、城北大学に通いながら立花の経営するアミーゴでアルバイトをしていた。父・緑川が暗殺された際、居合わせた本郷を犯人と誤解していたが、その誤解が解けた時から本郷の協力者となり、パートナーとしてショッカーとの戦いに貢献した。本郷に想いを寄せていた節があり、13話で日本を離れた本郷の後を追ってヨーロッパへ渡った。その後の消息は不明だが、番組のプロデューサー平山亨が後年執筆した小説では、本郷がルリ子の想いを振り切るべく、ルリ子の幼なじみである青年科学者カールとその一家にルリ子を託したとされている。

野原ひろみ
ルリ子の学友で、アミーゴでアルバイトしていたことから事件に巻き込まれ、以後本郷たちの戦いに協力するようになる。本郷とルリ子が去った後も立花レーシングクラブに残り、一文字に協力した。

史郎
2 - 15話に登場。アミーゴのバーテン。気は弱いが善良な青年で、本郷たちに休息の場を与えていた。立花オートコーナーとレーシングクラブの開業に関わったのを最後に姿を消している。

滝和也
11話より登場した本郷のライバルにあたるオートレーサー。自分の結婚式がショッカーに襲われたのを機に戦いに参加するが、その正体はショッカーを追っていた FBI の秘密捜査官で、シナリオによれば結婚式もショッカーを追うための偽装結婚であったとされている。改造人間ではないがショッカーの戦闘員と互角に渡り合う実力があり、一文字の登場とともに本格的に仮面ライダーと共闘するようになり、ショッカーによる犯罪の捜査や公的機関とのパイプ役などの役割を担う一方、戦闘や仮面ライダーの訓練でもライダー1号2号のパートナー役を務めた。少年仮面ライダー隊結成後はその隊長を務め、子どもたちの良き兄貴分にもなっていた。
近年では漫画『仮面ライダーSPIRITS』にも登場。ライダー達と並んで主人公格になっている。

ライダーガールズ
仮面ライダーの戦いを支援した女性たちの総称。劇中でこの呼称は使われていないが、緑川ルリ子が13話で降板したのちは主人公のパートナーとしてのヒロインは登場せず、複数のヒロインが仲間として主人公を支援するストーリーになったため、商業誌等で彼女たちを総称する際にこの名称が使われている。

石倉五郎
立花レーシングクラブの発足と同時にクラブに出入りするようになった少年。他の大人たちとともに良く事件に巻き込まれるが、情報の提供などで事件解決に貢献することも多い。腕白だが利発な少年で、家族のいない一文字や滝からは実の弟のように可愛がられていた。友人のナオキとミツルをレーシングクラブに紹介した後、彼らにその役割をゆずるかのように65話を最後に降板した。

少年仮面ライダー隊
立花藤兵衛が仮面ライダーに協力する少年少女を集めて結成した組織。会長は立花藤兵衛で滝和也が隊長を務める。ショッカーの行動が公然となり、事件に巻き込まれる子どもが増える中での自衛組織的な意味合いもある。仮面ライダーのマスクを模したヘルメットと赤いネクタイの制服がトレードマークで、専用の自転車で行動しショッカーについての情報を収集する。集めた情報は、ペンダント型の通信機や伝書鳩を使って本部へ通報し、仮面ライダーに伝えられるシステムになっている。本部は東京近郊の3階建てビルに置かれ、立花レーシングクラブの女性メンバーが本部要員として情報収集や事務に当たっている。隊員は全国規模で組織され、ショッカーならびにゲルショッカーと戦う上での大きな力となった。

ナオキ、ミツル
五郎の紹介で62話よりレーシングクラブに出入りするようになった少年たち。2人で行動することが多く、そのキャラクターは五郎ほど描き分けられていなかった。少年仮面ライダー隊結成後はリーダー格として活躍し、ゲルショッカーとの最終決戦までその役割を全うした。