仮面ライダー大辞典【フィギュア・グッズ】

仮面ライダーのフィギュア・グッズ紹介

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仮面ライダーV3【登場人物】②


結城丈二/ライダーマン 演:山口暁、スーツアクターも主に山口が担当。
43話から登場し、V3と共闘したサブヒーロー。設定ではIQ201の頭脳を持ち、京都大学に在籍したとの設定(グランドホッケーの名手だったとも)とされているが、劇中での言及は無い。自分の研究が世に認められなかった助手時代にデストロンのスカウトを受け入団した(両親を失った幼少時からデストロンの援助を受けていたという設定もある)。デストロンが悪の組織であることを知らないまま、平和のためと信じて研究を続け、科学班のリーダーとして頭角を現した。“将来の大幹部”の呼び声も上がったが、自分の地位が脅かされる事を恐れたヨロイ元帥の讒言で、裏切り者として処刑されそうになり、強酸のプールで右腕を失ってしまう。間一髪のところを科学班内の部下たちによって助けられ脱走に成功。彼らの協力で、失った右腕の改造手術を受け、口の部分が露出した仮面ライダー風のヘルメットを受け取る。これに伴ってライダーマンへの変身能力を獲得し、右腕と地位を奪ったヨロイ元帥への復讐を誓った。当初はヨロイ元帥個人への復讐が目的であり、デストロンの組織自体には信頼と恩義を感じていたためにV3とも敵対関係にあった。しかし、デストロンが悪の組織であるという事実を知ってからはデストロン壊滅のために共闘するようになった。
一定のポーズの後にヘルメットを被り、変身する(変身キーワードは特に無いが「ヤー!!」という掛け声を発する)。右腕はカセットアームと呼ばれ、アタッチメントを替える事で様々な攻撃が可能になる。全身を改造された改造人間ではなく、強化服によって身体能力を増幅・補強しているだけのため、改造人間である怪人相手には苦戦する場合が多い。主にロープアームを使って怪人を牽制する事が多く、風見志郎にパワーアームをいなされるなど当時は接近戦があまり得意ではなかったと思われる。V3のアシストにネットアームを用いる場合もあった。ジャンプ力20mや厚さ8cmの鉄板を打ち抜くキック力等一定の戦力は有しており、デストロン戦闘員には充分に太刀打ちできる(資料によってはジャンプ力10m、常人の6倍のキック力等の記述もある)。
51話において最終兵器プルトンロケットに乗り込んで自爆し、自らの命と引き替えに東京を救った。この功績でV3から“仮面ライダー4号”の称号を贈られる。その後『仮面ライダーX』において再登場を果たし歴代仮面ライダーの戦列に加わる。生還の経緯については“プルトンロケットの爆発寸前に脱出し、漂着した南太平洋の島で傷を癒した”との雑誌設定があるが、劇中では特に描かれていない。
モチーフは特になく、仮面ライダーに似た姿がデストロンへの復讐心を象徴しているとの設定がある。
主役としてのシリーズがなく、そのアウトロー的なキャラクターと戦力的な弱さのためもあってか、当時の児童層の人気は今ひとつであった。歴代ライダーの列には加わっていたものの営業展開上の立場は安定したものではなく、CMや玩具セット等の商品展開から彼のみが外されることも少なくなかった。しかし、後年は次第にその立場が安定し、平成期のシリーズで主役以外の仮面ライダーが活躍する例が目立つようになったこともあって、そのサブヒーロー的な立場は特異なものではなくなった。その悲劇性を帯びた特異なキャラクターが成人したファンによって見直され、後年創作されたコミカライズ作品では重要な役割を演じているケースが見られる。(別項参照)
平山亨の証言によれば、山口の起用は元々彼が風見志郎役の候補者の1人としてリストアップされ、本人も主役とあって平山の自宅に押しかけるほど熱心にアピールしていたことがきっかけだった(当時、既に風見役は宮内に決まっていた)。平山には彼を何かの役に起用したいとの思いがあり、ライダーマンの設定が出てきた際に山口にオファーを出したという(山口の妻によると『ライダー役が決まってうれしいはずなのに、「決まったよ」としか言わなかった』と回顧している)。
俳優唐沢寿明は東映アクションクラブ所属時代にライダーマンのスーツアクターとして撮影に参加したことを語っている。(フジテレビ「メントレ SUPER G」2006年4月10日放送分より)


カセットアームのバリエーション
・ロープアーム
先端にフック状の武器のついたロープを射出できるアタッチメント。敵への攻撃やウインチの機能を利用した登攀に使われる。
・スウィングアーム
ロープアームのバリエーション。ロープの先端が星球状の分銅になっているアタッチメント。
・ネットアーム
ロープアームのバリエーション。ネット(網)を射出するアタッチメント。敵の捕獲に使用。
・パワーアーム
先端に2つの弧月状の爪がついた戦闘用アタッチメント。
・ドリルアーム
ドリルのついたアタッチメント。コンクリートの厚い壁にも簡単に穴を開ける。バッテリーが切れてしまうと、2500ボルトの電源がないと作動しない欠点がある。

以下は設定されたものの、放送時に登場しなかったバリエーション。玩具や大人向けフィギュア、漫画版で登場している。

・オクトパスアーム
登攀用
・オペレーションアーム
万能修理メカ
・スモッグアーム
煙幕
・チェーンアーム
ロープアームのバリエーション。銛状の武器がついたアタッチメント
・マシンガンアーム
機関銃



ライダーマンマシン
ライダーマンの専用オートバイ。結城丈二が常用するオートバイを無変形でそのまま使用している。他のライダーマシンのような突出した性能はないが、改造によって原子力エンジンを搭載し時速250km、出力125馬力と普通のオートバイを越えるスペックを持っている。シートの下にライダーマンに変身するためのヘルメットを収納し、カセットアームを運搬しているという設定もある。各種探査装置を装備し、事件の捜査や追跡にも能力を発揮している。固有の名称はないので書籍類では「ライダーマンのオートバイ」等と記載されていたが、近年はライダーマンマシンに統一されている。撮影用車両はスズキハスラーTS-250IIIを使用。


ゲスト出演
『仮面ライダーX』劇場版(5, 27話は回想で登場/劇場版 声:池水通洋)
『仮面ライダーストロンガー』37, 39話
『全員集合!7人の仮面ライダー!!』
『仮面ライダー (スカイライダー)』26-28, 33, 54話, 劇場版(26話 声:朝戸鉄也/27話, 28話, 劇場版 声:永江智明/54話 声:曽我部和行)
『仮面ライダースーパー1』劇場版
『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』
『仮面ライダーBLACK』52話(回想のみ)
『仮面ライダーBLACK RX』41-47話(44話, 46話 声:岸野一彦)
結城丈二を演じた山口暁は1986年に死去しているため、『10号誕生!!仮面ライダー全員集合!!』に結城丈二として客演(当時の芸名は山口豪久)したのが最後の登場である。以上のゲスト出演では、カセットアーム無しで怪人と渡りあったり、ライダーキックやライダー回転キックを放てるようになっているなど、元シリーズよりパワーアップしている印象である。書籍によっては、プルトンロケット事件での負傷を機に再改造・パワーアップしたと記されていたり、右腕以外も機械化された図解が掲載されたりするが、いずれも映像中では明らかにされていない。『仮面ライダー (スカイライダー)』でのドブネズゴンの回や『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』ではロープアームを使った投げ技を決め手としている。また、コミカライズ作品ではあるが、『仮面ライダーSPIRITS』では一文字からのテレパシーを変身せずに受け取る場面がある。