仮面ライダー(スカイライダー)【概要】
『仮面ライダー (スカイライダー) 』(かめんライダー (スカイライダー))は、1979年(昭和54年)10月5日から1980年(昭和55年)10月10日にかけて毎日放送・TBS系で毎週金曜日19:00 - 19:30に全54話が放送された、東映製作の特撮テレビ番組。『仮面ライダーシリーズ』の第6作である。
当作品の正式な番組タイトルはシリーズ第1作と同じ『仮面ライダー』であるため、新聞のラテ欄・文献・その他においては第1作目との識別を容易にする目的で、『仮面ライダー(新)』や『仮面ライダー(スカイライダー)』などカッコ部分を加えた表記が用いられてきた。ファミリー劇場などでは『新・仮面ライダー』と表記する事もある。
概要
「仮面ライダー」シリーズは1975年の『仮面ライダーストロンガー』で一度完結したが、'70年代末のSFブームの中で、歴代の日本製特撮ヒーローが子供から大人まで幅広いファンの注目を集めるようになる。その流れの中で登場した新しい「仮面ライダー」が本作である。
本作の大きな二つの特徴として、「1作目への原点回帰」と「先輩ライダーの客演エピソードの多さ」という点がよく挙げられている。
当初は第一作の『仮面ライダー』を意識し、仮面ライダー旧1号をベースにディテールアップした新たな仮面ライダー・スカイライダーと、人間に既存の生物の能力を加えて改造したシンプルな怪人との戦いを主体にしたハードなストーリーが展開された。特に2~5、8話においては改造人間の製作過程やその存在について掘り下げており、ネオショッカーの怪人にされてしまった女性を主役として改造人間の悲劇を描いた4話のようにファンの評価が高い作品もある。また、主人公にはそれまでの仮面ライダーと差別化するセールスポイントとして、重力低減装置による飛行能力セイリングジャンプと、専用オートバイ・スカイターボで壁を破る必殺技ライダーブレイクが加えられた。
しかし、原点回帰を意識したがためにやや地味になってしまったストーリーと、主役である仮面ライダーのキャラクター性の弱さのため、期待通りの視聴率は得られなかった。また、飛行能力等の新機軸も充分にストーリーに生かすことが出来ず、次第に使用されなくなった。こうした苦境の中で、一時は半年で主役を交代し新たに新ヒーロー「仮面ライダーV9」を登場させることも検討されたが、そこに至らないながらも多くの番組強化策が行われた。まず、舞台をハンググライダークラブから喫茶店「ブランカ」に移してレギュラーキャラクターを一新し、主人公が仲間達のバックアップを受けて戦うことが強調された。また、ネオショッカーの指揮官を軍人色の強いゼネラルモンスターから、派手で陽性な魔神提督に交代させ、シリアスからコミカルまでバラエティに富んだ作戦を展開させた。そして、歴代の仮面ライダーも次々にゲスト出演し、番組に花を添えた。
そして、第28話で歴代仮面ライダーの特訓によりスカイライダーはパワーアップを遂げ、より明るい体色にスタイルを一新した。この新たなスカイライダーは、劇場映画『8人ライダーVS銀河王』でTVに先駆けて披露され話題をまいた。その後も、様々な工夫が凝らされ、歴代ライダーの素顔での登場、コミカルな脇役ヒーローがんがんじいの活躍、怪談シリーズと銘打たれたホラー色の強い連作など、話題を提供し続けた。
こうした番組強化の流れの中で、主人公も徐々にキャラクターが定着して魅力を発揮するようになり、当初さらに番組を延長する予定もあったが村上のスケジュール調整がかなわず、最終的には元の契約から若干延長した一年間強の放映を全うして、次作『仮面ライダースーパー1』を誕生せしめることになる。
あらすじ
城北大学の大学生、筑波洋はハンググライダー部の練習中に、オートバイに乗った不気味な集団に追われている人間改造工学者・志度博士を助けた。博士は世界征服と人口抑制を企む悪の組織ネオショッカーに協力していたが、非情な組織のやり方に良心の呵責に耐え切れず脱走したのだ。博士を匿う洋だが、博士を追ってきたネオショッカーの怪人ガメレオジンによって瀕死の重傷を負ってしまう。洋を救うために博士はあえてネオショッカーに戻り、洋を改造人間として蘇らせた。復活した洋は博士と共にネオショッカーを脱走。ネオショッカーから人類を守るために戦う事を決意する。変身した洋の姿を見て、博士は彼を仮面ライダーと名付けた。
仮面ライダー【フィギュア・グッズ】