仮面ライダーストロンガー【敵組織】
ブラックサタン
動物の耳から内部に侵入し、肉体を乗っ取る恐るべき怪虫=サタン虫。それを使って全人類支配を企む秘密結社が、ブラックサタンである。ショッカーからデストロンまでの三組織を操っていた首領と同じ声の「ブラックサタン大首領」によって統括され、世界中に支部を持つなど、組織としては原点回帰的な側面を持つ。
動植物とロボットの融合したようなフォルムの怪人=奇械人(奇っ械人)を尖兵として操る。大幹部は紳士タイタンが変身する一つ目タイタン(後に百目タイタン)、雇われ幹部のジェネラルシャドウ、最高幹部のデッドライオン。
幹部
ジェネラルシャドウ (声:柴田秀勝)
第14~38話に登場。ストロンガーを倒す目的を果たす為、魔の国からやって来た魔道に満ちたジプシー(ロマ族)の改造魔人。当初は謎の存在でブラックサタンの雇われ幹部として活動していたが、あくまで正面からストロンガーと戦うことを望んでいた為、タイタンの卑怯な作戦には不快感を持っていた。タイタン死後にデッドライオンが最高幹部として迎えられたことでブラックサタン大首領を見限り、自らがリーダーとなってデルザー軍団結成を決意、反旗を翻す。ストロンガーを大首領と戦わせ、その隙にブラックサタン本部にデルザー魔人を突入させることでクーデターを成功させた。
ストロンガーとの決着を着ける為に軍団を率いて戦うものの、マシーン大元帥の登場によりリーダーの地位を奪われ、ストロンガーと決着を着ける為に彼と戦う。あと一歩のところまで追い詰めたが、自身も超電稲妻キックを受け組織を称えながら爆死した。主要武器は剣だが、トランプを用いた技も多用する。策士であり、占いにより行動を決めることも多かった。
タイタン / Mr.タイタン (声及び人間態:浜田晃)
一つ目タイタン
第1~13話に登場。体内に8万度のマグマを有する改造火の玉人間でブラックサタンの大幹部。地底王国の主でもあり、普段は人間態に変装し、謎の紳士「Mr.タイタン」として行動している。冷徹な性格で潔癖症。自ら前線で戦うことも多く、火の玉スカーフなどの技のほか、リボルバー状のタイタン破壊銃も用いる。
最後は体内のマグマを3倍に強化してストロンガーに挑むも、海に投げ込まれて身体を急速に冷やされてしまい、マグマを噴き出して爆死。しかし…。
百目タイタン
第17~23話に登場。ブラックサタン呪いの棺の儀式により百目タイタンとして強化復活したタイタン。火をモチーフとするファイヤーシュートなどの技のほか、返し技を多く使う。雇われ者のシャドウと反目し最高幹部の座を争う。また、人質を取ったり部下を捨て駒にするなど目的の為には手段を選ばない。後に自らを以前の30倍の強さに強化して地底王国でストロンガーに挑むが、無理なパワーアップのせいで肩からマグマが噴出してしまう。そこにダブルキックを受けて致命傷を負い、ストロンガーを道連れにしようとするが失敗。最期は全身からマグマを噴き出しながら死亡。
デッドライオン (声:辻村真人)
第25~26話に登場。大首領との謁見が唯一許されている最高幹部(ストロンガー&タックルには奇械人と思われていた)。大首領からの信頼も厚く、その証拠に組織の最高機密が隠されているサタンのペンダントを所有している(このことがジェネラルシャドウ離反のきっかけとなった)。
右腕のデッドハンドを用いた技を多く使う。ブラックサタン壊滅後、消息を絶った。
ちなみに、『仮面ライダーSPIRITS』ではブラックサタン壊滅と共に死ねなかったことを悔やみながら富士樹海に潜伏していたという設定で登場。復活した百目タイタンと再会し、そのままBADANに合流する。
奇械人
ブラックサタンの擁する改造人間で、従来のものに比べて外見がメカニカルになっている。耳などから人間の体内へ進入し、寄生して人間を操ることができる「乗り移り」の能力を有する。
・奇械人ガンガル(カンガルー)
・オオカミン(狼)
・奇械人サソリ(サソリ)
・ゴロンガメ(カメ)
・トラフグン(フグ)
・奇械人クラゲ(クラゲ)
・奇械人ワニーダ(ワニ)
・奇械人モーセンゴケ(モウセンゴケ)
・カマキリ奇械人(カマキリ)
・奇械人ハゲタカン(タカ)
・カメレオーン(カメレオン)
・クモ奇械人(蜘蛛)
・奇械人エレキイカ(イカ)
・奇械人メカゴリラ(ゴリラ)
・クワガタ奇械人(クワガタ)
・奇械人ブブンガー(虻)
・コウモリ奇械人(コウモリ)
・奇械人デンキエイ(エイ)
・奇械人毒ガマ(カエル)
・奇械人アリジゴク(アリジゴク)
・サメ奇械人(サメ)
・奇械人ケムンガ(ケムシ)→奇械人ドクガラン(蛾)
・奇械人ハサミガニ(カニ)
・奇械人アルマジロン(アルマジロ)
デルザー軍団
ブラックサタン壊滅後、それ以前に組織に見切りをつけていたジェネラルシャドウが主宰となって結成した新組織。ジェネラルシャドウは魔道に堕ちたジプシー(ロマ族)の改造魔人であり、故郷とも呼べる「魔の国」から自分同様の改造魔人達を呼び寄せた。改造魔人は(主に西洋や中東に伝わる)神話・伝説上の魔物(の子孫)や不死者を更にサイボーグ化しており、素体が元々魔物である為に全員がショッカー~ブラックサタンの大幹部クラスの強さを誇る精鋭集団とも呼べる。組織の実権がジェネラルシャドウからマシーン大元帥に移ってからは、仮面ライダー打倒よりも従来の侵略活動に重きが置かれるようになっていった。
なお、デルザー軍団の改造魔人はストロンガーの電キックのエネルギーを吸収かつ跳ね返せる為、チャージアップ以前では苦戦するシーンが多数見られた。
デルザー軍団の魔人達
鋼鉄参謀 (声:市川治)
第26~29話に登場。黄金魔人の子孫。鋼鉄の鎧を身にまとい、巨大な鉄球を振り回すデルザー軍団最初の刺客。正攻法を尊ぶ武人で、その為に荒ワシ師団長とは仲が悪い。弱点はドクターケイトの毒ガス。最期はストロンガーにケイトの毒ガスを浴びせられて弱体化したところに電キックを受け、死亡。
荒ワシ師団長 (声:安原義人)
第26~28話に登場。唯一空を飛べる鳥面の魔人。卑怯で姑息な性格で、鋼鉄参謀とは犬猿の仲である。設定では砂漠の死神と言われた破壊師団の長で、トルコの竜巻魔人エキムの子孫らしい。最期はストロンガーを鋼鉄参謀の下から奪い、彼を処刑しようとしたが脱出されて水中戦に持ち込まれ、水中エレクトロファイヤーで爆死。デルザー軍団の魔人では、最初の死者となった。なお、最終話で岩石大首領により復活させられる(が、彼以外の再生怪人はブラックサタン・ゲドンの怪人達だった)。
ドクターケイト (声:曽我町子)
第26~27、29~30話に登場。妖花アルラウネの子孫でケイトウの花を頭部のモチーフにした魔女。猛毒作りの達人で、全身が毒の塊で体に触れただけでも鋼鉄参謀やタックルを死に至らしめる。ナイフ攻撃も得意で頭や杖からケイトガス、猛毒腐食液を出す。ストロンガーの電キックが通じない体質で冷酷で残酷な性格だが、火に極端に弱い。設定では、東ドイツの毒殺部隊の長らしい。前述の通り、タックルに致命傷を負わせることには成功したが、彼女の命を賭けた大技ウルトラサイクロンで倒され、事実上タックルの道連れになった。
ドクロ少佐 (声:沢りつお→八代駿→山下啓介)
第26~27、30~31話に登場。幽霊騎士の子孫で多彩な忍術を使う、死神のような風貌である。軍団きっての暗殺者と言われ、イタリアが拠点の忍者集団DDDのボスという設定があった。ドクターケイトに共闘を申し出たり、ストロンガーを強化した正木博士を殺害した。最期は超電子人間となったストロンガーと戦い、超電子ドリルキックで頭を飛ばされて死亡。
岩石男爵 (声:山下啓介→沢りつお)
第26~27、31~32話に登場。スフィンクスの子孫で、変な訛りで喋る。硬い身体と強靭なパワーを持つが頭は良くない為に狼長官に利用され、シャドウには「救いようのない単細胞」、茂には「まぬけの岩石男爵」とまで言われた。最期は超電子ドリルキックで断頭され、胴体を超電三段キックで破壊されて爆発四散した。
狼長官 (声:峰恵研→安原義人)
第27、32~33話に登場。狼男の子孫。ジェネラルシャドウを倒して自らが軍団のリーダーになろうとした、軍団きっての策略家。岩石男爵やストロンガーを利用してシャドウ抹殺を図るなど、辣腕を振るう。また、プライドも高く、先祖に誇りを持ってシャドウを成り上がりと蔑む。満月の夜には不死身になることが可能。その力でストロンガーを圧倒したが、月が雲に隠れた一瞬を突かれ、超電稲妻キックで爆死した。
隊長ブランク (声:辻村真人)
第26~27、33~34話に登場。フランケンシュタインの子孫で、軍団の初期のメンバー最後の一人。妙な片言で喋る。狙撃が得意で、恐るべき怪力の持ち主。あまり賢くはない。ストロンガー抹殺を図るも、超電急降下パンチを3発受けた後、投げ飛ばされて絶命。
ヘビ女 (声:瀬能礼子)
第34~35話に登場。妖女ゴーゴンの子孫。ジェネラルシャドウの片腕と呼ばれる改造魔人で、彼の懐刀(子供向け番組なので正面からは語られないが、一説によれば「ジェネラルシャドウの愛人」との説も)。シャドウを「シャドウ様」と呼ぶ。シャドウの新戦力として呼び寄せられた。ヘビに変化でき、催眠術も使える。電気エネルギーを吸い取るマントを持つ。最期は、V3の援護を受けて優位になったストロンガーの超電大車輪キックに敗れ去った。
マシーン大元帥 (声:市川治)
第35~39話に登場。ミイラ男の改造体。エジプトからやってきた半機械人間で、ジェネラルシャドウにかわって軍団のリーダーになった、最も実力を持つ改造魔人。磁石団長とヨロイ騎士を率いて侵略活動を行うが、彼らを追って日本に戻ってきた歴代ライダーとストロンガーの猛攻に苦戦。最終決戦においてストロンガーの電パンチを受け、デルザー不滅を唱えつつ爆死。
磁石団長 (声:沢りつお)
ブロッケンの妖怪の子孫。マシーン大元帥がアマゾンから呼び寄せた半機械人間で、大元帥の腹心。磁力を操る。短気で粗暴な性格で、主に破壊活動を行った。最終決戦にて再生怪人やヨロイ騎士と共に、7人ライダーによって倒された。
ヨロイ騎士 (声:池水通洋)
第36~39話に登場。古代バイキングの子孫。マシーン大元帥がスペインからギリシャ経由で呼び寄せた半機械人間で、大元帥の腹心。剣技に秀でる。冷静沈着かつ勇猛果敢な性格で、主に作戦を妨害しようとするライダー達を迎撃した。最終決戦にて再生怪人や磁石団長と共に、7人ライダーによって倒された。
岩石大首領 (声:納谷悟郎)
デルザーの影の支配者。その名の通り体が岩で生成されている。本人曰く「初代からストロンガーまでの悪の組織を操っていた。」らしい。正体は、脳の形をした正体不明の生命体。ライダー達に追いつめられ「宇宙に帰る。」と言い自爆した。
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