仮面ライダー大辞典【フィギュア・グッズ】

仮面ライダーのフィギュア・グッズ紹介

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仮面ライダーV3【登場人物】①


風見志郎/仮面ライダーV3 演:宮内洋 スーツアクター:中屋敷哲也
本編の主人公で仮面ライダー3号。城南大学の学生であり、本郷猛の後輩。立花藤兵衛のもとでオートレーサーを目指していた。デストロン怪人が起こした事件に遭遇したことから命を狙われ、両親と妹を惨殺されてしまう。本郷が仮面ライダーであることを知り、復讐のために改造人間に志願するが、一旦はダブルライダーに拒否される。しかし、風見がデストロンのアジトで罠に落ちた仮面ライダー1号・2号を救おうとして瀕死の重傷を負ってしまったため、仮面ライダー1号・2号は緊急の改造手術を行った。「勝利(Victory)」を意味する「V」とライダー3号としての「3」をあわせて“仮面ライダーV3”と命名される。ベルトに1号ライダーの技と2号ライダーの力を象徴するダブルタイフーンを装備し、ダブルライダーの変身ポーズを組み合わせたポーズと「変身V3」の掛け声で仮面ライダーV3に変身する。元々は陽気な青年で周囲にも明るく接するが、改造人間の宿命から自分に思いを寄せる球純子には冷たく接するなど、他人と距離を置こうとする態度もしばしば見せる。
V3の戦闘能力は高い。ダブルライダーが改造手術時に多くのギミックや必殺技を組み込んだ「26の秘密」を持っている。しかし、改造手術の直後にダブルライダーが姿を消したために多くの能力を知らないまま戦うことになった。そのため、初期は苦戦することも多かったが、特訓や怪人との戦闘を通じて「26の秘密」の一つ一つが解明され、戦力を向上させていった(劇中未登場に終わった秘密も多い。1号2号と同一の装備や体内部品である「特殊強化筋肉」等も26の秘密に含まれる)。その戦力は1号2号と同様ジャンプ力とキック力が基本で、必殺技もV3キックおよびそのバリエーションが多い。ジャンプ力は60m、100m走1.6秒。また、「4つの死の弱点」も存在しているが、劇中で確認されたのは「逆ダブルタイフーンを使うと3時間変身不能になる」ことのみである(残りの3つはV3バリヤーは100万Vまでしか電気を吸い取れない・ 砂の中が苦手・V3の体は高圧力に弱い)。
一度変身すると、変身を解除してから次の変身が可能になるまでには60分の時間を要する。これはかなり明確に決まってるようで、59分後に変身できずにピンチに陥るというシーンもあった。
戦いの中での人間的成長も見られ、結城が復讐心を捨てて正義の戦士となるにあたって大きな役割を果たし、少年仮面ライダー隊の子どもたちに対しても良き兄貴分として接していた。
V3のデザインはトンボをモチーフとの設定であるとされるが、あくまでもデザインのみのモチーフであり、トンボに由来する能力を持つといった描写は劇中ではされていない。



ハリケーン
V3の専用オートバイ。風見が常用するオートバイが、V3への変身に伴って高性能オートバイに変形する。設定では、ライダー1号2号によって新サイクロン号の後継機として開発された。原子力エンジンを搭載し時速600km、出力300馬力の高性能を誇る。翼の下にロケットブースターが装着され、10時間の空中飛行が可能。オフロードの機動性も高く、地上戦でも威力を発揮した。カウル前部に仮面ライダーの変身ベルトと同じタイフーンを装備し、風力エネルギーを吸収しながら走行することが可能。風車の色はスピードに応じて、青から黄色、赤へと変化する。撮影用車両は2台用意され、カウルの下の色が白いタイプと黒いタイプが確認できる。撮影用のベースマシンはスズキハスラーTS-250III。


ゲスト出演
『仮面ライダーX』27, 28, 33, 34話, 劇場版(5話は回想で登場)
『仮面ライダーストロンガー』35, 37, 39話
『全員集合!7人の仮面ライダー!!』
『仮面ライダー (スカイライダー)』23, 27, 28, 33, 34, 54話, 劇場版(27, 28話 声:島田敏/劇場版 声:倉口佳三)
『仮面ライダースーパー1』劇場版
『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』
『仮面ライダーBLACK』52話(回想のみ)
『仮面ライダーBLACK RX』41-47話(44話 声:鳥居賞也)
歴代ライダー中最も客演が多いことで知られる。多くの作品で風見志郎としても出演し、素顔の客演がなかった中でも、『スカイライダー』23話と『スーパー1』劇場版では宮内洋が声を当てている。また、1993年のてれびくん(児童雑誌)では、『仮面ライダーZO』の特集の際、少年仮面ライダー隊が結成され、風見志郎がライダー隊の隊長になったことがあった。

仮面ライダーV3【登場人物】②


結城丈二/ライダーマン 演:山口暁、スーツアクターも主に山口が担当。
43話から登場し、V3と共闘したサブヒーロー。設定ではIQ201の頭脳を持ち、京都大学に在籍したとの設定(グランドホッケーの名手だったとも)とされているが、劇中での言及は無い。自分の研究が世に認められなかった助手時代にデストロンのスカウトを受け入団した(両親を失った幼少時からデストロンの援助を受けていたという設定もある)。デストロンが悪の組織であることを知らないまま、平和のためと信じて研究を続け、科学班のリーダーとして頭角を現した。“将来の大幹部”の呼び声も上がったが、自分の地位が脅かされる事を恐れたヨロイ元帥の讒言で、裏切り者として処刑されそうになり、強酸のプールで右腕を失ってしまう。間一髪のところを科学班内の部下たちによって助けられ脱走に成功。彼らの協力で、失った右腕の改造手術を受け、口の部分が露出した仮面ライダー風のヘルメットを受け取る。これに伴ってライダーマンへの変身能力を獲得し、右腕と地位を奪ったヨロイ元帥への復讐を誓った。当初はヨロイ元帥個人への復讐が目的であり、デストロンの組織自体には信頼と恩義を感じていたためにV3とも敵対関係にあった。しかし、デストロンが悪の組織であるという事実を知ってからはデストロン壊滅のために共闘するようになった。
一定のポーズの後にヘルメットを被り、変身する(変身キーワードは特に無いが「ヤー!!」という掛け声を発する)。右腕はカセットアームと呼ばれ、アタッチメントを替える事で様々な攻撃が可能になる。全身を改造された改造人間ではなく、強化服によって身体能力を増幅・補強しているだけのため、改造人間である怪人相手には苦戦する場合が多い。主にロープアームを使って怪人を牽制する事が多く、風見志郎にパワーアームをいなされるなど当時は接近戦があまり得意ではなかったと思われる。V3のアシストにネットアームを用いる場合もあった。ジャンプ力20mや厚さ8cmの鉄板を打ち抜くキック力等一定の戦力は有しており、デストロン戦闘員には充分に太刀打ちできる(資料によってはジャンプ力10m、常人の6倍のキック力等の記述もある)。
51話において最終兵器プルトンロケットに乗り込んで自爆し、自らの命と引き替えに東京を救った。この功績でV3から“仮面ライダー4号”の称号を贈られる。その後『仮面ライダーX』において再登場を果たし歴代仮面ライダーの戦列に加わる。生還の経緯については“プルトンロケットの爆発寸前に脱出し、漂着した南太平洋の島で傷を癒した”との雑誌設定があるが、劇中では特に描かれていない。
モチーフは特になく、仮面ライダーに似た姿がデストロンへの復讐心を象徴しているとの設定がある。
主役としてのシリーズがなく、そのアウトロー的なキャラクターと戦力的な弱さのためもあってか、当時の児童層の人気は今ひとつであった。歴代ライダーの列には加わっていたものの営業展開上の立場は安定したものではなく、CMや玩具セット等の商品展開から彼のみが外されることも少なくなかった。しかし、後年は次第にその立場が安定し、平成期のシリーズで主役以外の仮面ライダーが活躍する例が目立つようになったこともあって、そのサブヒーロー的な立場は特異なものではなくなった。その悲劇性を帯びた特異なキャラクターが成人したファンによって見直され、後年創作されたコミカライズ作品では重要な役割を演じているケースが見られる。(別項参照)
平山亨の証言によれば、山口の起用は元々彼が風見志郎役の候補者の1人としてリストアップされ、本人も主役とあって平山の自宅に押しかけるほど熱心にアピールしていたことがきっかけだった(当時、既に風見役は宮内に決まっていた)。平山には彼を何かの役に起用したいとの思いがあり、ライダーマンの設定が出てきた際に山口にオファーを出したという(山口の妻によると『ライダー役が決まってうれしいはずなのに、「決まったよ」としか言わなかった』と回顧している)。
俳優唐沢寿明は東映アクションクラブ所属時代にライダーマンのスーツアクターとして撮影に参加したことを語っている。(フジテレビ「メントレ SUPER G」2006年4月10日放送分より)


カセットアームのバリエーション
・ロープアーム
先端にフック状の武器のついたロープを射出できるアタッチメント。敵への攻撃やウインチの機能を利用した登攀に使われる。
・スウィングアーム
ロープアームのバリエーション。ロープの先端が星球状の分銅になっているアタッチメント。
・ネットアーム
ロープアームのバリエーション。ネット(網)を射出するアタッチメント。敵の捕獲に使用。
・パワーアーム
先端に2つの弧月状の爪がついた戦闘用アタッチメント。
・ドリルアーム
ドリルのついたアタッチメント。コンクリートの厚い壁にも簡単に穴を開ける。バッテリーが切れてしまうと、2500ボルトの電源がないと作動しない欠点がある。

以下は設定されたものの、放送時に登場しなかったバリエーション。玩具や大人向けフィギュア、漫画版で登場している。

・オクトパスアーム
登攀用
・オペレーションアーム
万能修理メカ
・スモッグアーム
煙幕
・チェーンアーム
ロープアームのバリエーション。銛状の武器がついたアタッチメント
・マシンガンアーム
機関銃



ライダーマンマシン
ライダーマンの専用オートバイ。結城丈二が常用するオートバイを無変形でそのまま使用している。他のライダーマシンのような突出した性能はないが、改造によって原子力エンジンを搭載し時速250km、出力125馬力と普通のオートバイを越えるスペックを持っている。シートの下にライダーマンに変身するためのヘルメットを収納し、カセットアームを運搬しているという設定もある。各種探査装置を装備し、事件の捜査や追跡にも能力を発揮している。固有の名称はないので書籍類では「ライダーマンのオートバイ」等と記載されていたが、近年はライダーマンマシンに統一されている。撮影用車両はスズキハスラーTS-250IIIを使用。


ゲスト出演
『仮面ライダーX』劇場版(5, 27話は回想で登場/劇場版 声:池水通洋)
『仮面ライダーストロンガー』37, 39話
『全員集合!7人の仮面ライダー!!』
『仮面ライダー (スカイライダー)』26-28, 33, 54話, 劇場版(26話 声:朝戸鉄也/27話, 28話, 劇場版 声:永江智明/54話 声:曽我部和行)
『仮面ライダースーパー1』劇場版
『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』
『仮面ライダーBLACK』52話(回想のみ)
『仮面ライダーBLACK RX』41-47話(44話, 46話 声:岸野一彦)
結城丈二を演じた山口暁は1986年に死去しているため、『10号誕生!!仮面ライダー全員集合!!』に結城丈二として客演(当時の芸名は山口豪久)したのが最後の登場である。以上のゲスト出演では、カセットアーム無しで怪人と渡りあったり、ライダーキックやライダー回転キックを放てるようになっているなど、元シリーズよりパワーアップしている印象である。書籍によっては、プルトンロケット事件での負傷を機に再改造・パワーアップしたと記されていたり、右腕以外も機械化された図解が掲載されたりするが、いずれも映像中では明らかにされていない。『仮面ライダー (スカイライダー)』でのドブネズゴンの回や『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』ではロープアームを使った投げ技を決め手としている。また、コミカライズ作品ではあるが、『仮面ライダーSPIRITS』では一文字からのテレパシーを変身せずに受け取る場面がある。

仮面ライダーV3【登場人物】③

立花藤兵衛 演:小林昭二
かつてライダー1号、2号と共にショッカー、ゲルショッカーと戦った男。今作では少年ライダー隊の隊長も勤めている。詳細は立花藤兵衛を参照。

珠純子 演:小野ひずる
デストロンの怪人ハサミジャガーに襲われていたところを風見に助けられ、彼に好意を持つようになる。少年ライダー隊では通信係を担当。10話と11話ではストーカーに狙われ、その事件の最中に志郎がV3かもしれないと疑惑を抱くが、結局未解決のまま終わってしまった。

珠シゲル 演:川口英樹
純子の弟で少年ライダー隊の隊員。隊の中心的な存在であり、姉と共にV3の戦いをサポートする。

佐久間ケン 演:川島健
29話から登場したインターポールの対デストロン組織「デストロンハンター」の一員。ナンバーは5号。志郎を「先輩」と呼び、彼の弟分的な存在となったが、あまり活躍はせず、36話以降は姿を消した。漫画『仮面ライダーSPIRITS』ではインターポールの本部長としてライダーたちの戦いをサポートする。