仮面ライダー BLACK RX【敵組織】
クライシス帝国
異次元世界である怪魔界に存在する帝国。文明の発展とともに汚染や砂漠化といった環境破壊が進み、地球の全人類を抹殺して臣民50億人を移住させようとたくらむ。クライシス皇帝の命を受けたジャーク将軍の指揮の下、ボスガン・ガテゾーン・ゲドリアン・マリバロンら4大隊長が、それぞれの配下である怪魔戦士(怪魔獣人、怪魔ロボット、怪魔異生獣、怪魔妖族)を用いて作戦を展開したが仮面ライダーBLACK RXの活躍により作戦は進捗せず、作品中盤以降は皇帝直属の査察官・ダスマダー大佐が加わった。
最終話において、怪魔界とは地球のもうひとつの姿で、人間界で人間が環境を破壊したために怪魔界が危機に陥ったという話をクライシス皇帝より告げられる。なお、ワールド博士はクライシス皇帝の政策で怪魔界の危機がおとずれたと述べており、皇帝の発言が真実なのかどうかは明かではない。
主なメンバー
クライシス皇帝
千年前に怪魔界に現れ、クライシス帝国を築き上げた。全能の神として恐れられ、その姿を見た者はいなかったが、最終回で「巨大な顔の怪物」という正体を現す。体中に生えた無数のトゲの間から触手を伸ばし、相手を絡め取る。目や口などから強力な破壊光線を出し、最終決戦でRXを苦しめるが、リボルクラッシュによって倒された。怪魔界と一体化しており、皇帝の死とともに怪魔界の住人50億の命も消えた。最後に自分は人間の身勝手な行動から生まれた窒素上の生物であったと言い「人間が環境を破壊する限り、第2・第3のクライシス帝国が生まれる」という旨の台詞を残す。
一部のマニアの間では、ショッカー~バダンまでの歴代の悪の組織を操ってた大首領と声が同じ(納谷悟朗)ことから、ゴルゴムも含めやはり関連があるのではないかという説もあるが、本編では特に言及されていない。
ジャーク将軍
地球侵略計画を指揮。まず戦略基地を確保するために日本を狙う。性格は厳しく、失敗者に罰を与えるという厳格な面もあるが、部下をかばったりする温情に篤いところもある。また出身を選ばずに人選を行う公平な人物。リーダーとしての意識も高くゲドリアンを倒された直後、無断でガデゾーンが単独行動でRXに一騎打ちを仕掛けたことに関してはルールを乱したとして厳罰をもってのぞんだ。
皇帝から杖を与えられており、この杖から出るビームで仮面ライダーBLACKの変身機能を破壊した。
RXもとどめを刺す際に「邪悪な皇帝に仕えたのがお前の不幸だ」とその人格面には一定の評価を与える場面もある。
硬質的着ぐるみに、自由自在な役者の素顔を着ぐるみと同じ色に塗装して、口元を表現するという新しいスーツアクトの形を作り、これもまた後の東映ヒーローに影響を与えている。
最強怪人ジャークミドラ
ジャーク将軍がクライシス皇帝によって改造された姿。脅威的なパワーを誇り、大剣を用いて戦う。佐原夫妻を殺害し、RXに戦いを挑む。RXやライダーたちを追い詰めるも、最後はクライシス帝国に見放され、リボルクラッシュを受けて倒された。
怪魔獣人大隊・海兵隊長ボスガン
怪魔界一の剣の使い手。ナイトの称号を持つ。非常にプライドが高く、ロボットであるガテゾーンや純粋なクライシス人ではないゲドリアンを見下している。
度重なるRXの作戦妨害に業を煮やし、ロボライダーの装甲をも切断する「怪魔稲妻剣」を作らせ、自らRXに挑むも、バイオライダーに敗れた。このとき、霞のジョーに深手を負わせ、霞のジョーは一時戦線離脱を余儀なくされる。最終的には、この怪魔稲妻剣はジャーク将軍に折られた。最後は自らRXに挑むも、リボルケインの2度刺しを受けて絶命している。
プライドが高く、騎士然としているが、その性格は非常に狡猾で卑怯な手も平気で使う。
怪魔獣人はクライシス人の中で優れた者を改造強化した戦士である。怪魔戦士の中ではゴルゴムの怪人に比較的近いデザイン。名前は「ガイナ~」となっている。
怪魔妖族大隊・諜報参謀マリバロン
異次元空間を何万年も漂流し、百数種類の妖魔力を身につけた女戦士で変身能力も持っている。ガテゾーンと仲が良く、共同作戦を行なう事が多い。帝国への忠誠心は厚く、その妖術と様々な策略で光太郎を苦しめた。最終話まで生き残るが、光太郎を帝国に迎え入れようとしたクライシス皇帝に逆らい、光太郎に刃を向けた為、皇帝によって処刑された。
怪魔妖族とは、戦闘訓練を受けてより強力な妖魔力を身につけたクライシス人のサイキック戦士。妖怪的な風貌をしており、名前に漢字が入っている。
怪魔ロボット大隊・機甲隊長ガテゾーン
自身もロボットであり、頭部を分離させてボディのみを動かすこともできる。ショットガンを武装している。愛用バイク・ストームダガーを駆り、部下の怪魔ロボットと共に戦う事もある。最後は、クライシスチャージャーで強化されたネオストームダガーで怪魔ロボット・ヘルガデムと共にRXに挑むが、ヘルガデムは倒され、頭部のみ分離してRXを自爆に巻き込もうとしたが、RXはバイオライダーに変身してゲル化して脱出、頭部はRXキックによって破壊された。ガテゾーンは、RX形態の時にリボルクラッシュ以外の技で倒された珍しい敵である。
怪魔ロボットは怪魔界の超科学で作られ、人間並の知能を持つ精強な者が揃っている。その火力とパワーでRXを苦しめた。他の怪人と違って、名前に共通点は無い。
怪魔異生獣大隊・牙隊長ゲドリアン
怪魔界一暗くて寒いゲドラー域の出身で、太陽の光にあふれる地球に住む人類を憎んでいる。大変ずる賢い。最後はジャーク将軍に見限られた事を知り、自らの身体をバイパスにしてクライス要塞の動力炉からエネルギーを吸い取り怪魔異生獣ゲドルリドルに送ったが、ゲドルリドルが敗れた際、要塞のエネルギーが自らに逆流、身体が耐えきれず爆死した。
怪魔異生獣とは、怪魔界の生物をクライシスの科学力で強化した戦闘獣。人間並の知能を持つ。名前は、キュルキュルテンを除いて、ドグマログマやアッチペッチーなど似た言葉がつながる形となっている。
査察官ダスマダー大佐
遅々として進まない地球侵攻に痺れを切らしたクライシス皇帝が派遣した査察官。身軽で戦闘力は高く、RXに度々挑む。また、RXの弱点を把握することも怠らず、RXの弱点がキングストーンである事を突き止めた。実はクライシス皇帝の分身であり、最終回付近から皇帝としての自我に目覚めていったと思われる。最終回でクライス要塞の司令部でRXのリボルケインに首を貫かれて、クライシス皇帝としての真の姿を見せる。1度RXに敗れた時は、黒い霧のようになってクライス要塞へと退却した。
官房長ロボット・チャックラム
地球侵略のためのデータがインプットされ、ジャーク将軍に情報を提供する役目を負うが、役に立ったところがあまり見られない。なぜか英語を話す。最終回でRXに破壊された。
チャップ
地球攻撃兵団一般兵士。いわゆる「戦闘員」。これにより、前作で廃されていた「戦闘員との立ち回り」がある程度復活したが、基本的には偵察・工作活動要員で戦闘向きではない。三人一組で行動する事が多い。三色のタイプが存在する。
最強怪人グランザイラス
RX打倒のためにクライシス皇帝に遣わされた最終破壊兵器。強大な戦闘能力を誇り、さらに体内には街を廃墟とするほどの威力の爆弾が内蔵されている。RXや10人ライダーの攻撃をものともしなかったが、最期はバイオライダーに体内に入り込まれ、内側から攻撃されて倒され、爆弾の爆発による道連れも、バイオライダーがゲル化して脱出した事で失敗に終わる。
リボルクラッシュが通用しなかった唯一の敵である。
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